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音の反響を抑える素材

防音室の壁の内部の施工を行います。
今更ですが防音室の壁は、外部に音を漏らさないようにする事が重要です。
またそれ以外には音を吸収して、音の反響を抑える事(吸音)なども重要になってきます。
その為に今回石膏ボードで作る防音室の壁の内部に、住宅の断熱材などに使われるロックウールを敷き詰める事にしました。
敷き詰めていく順番としては、防音室の天井からはじめて、その次に壁部分へと施工していこうと思います。
ロックウールはビニールに覆われていて、中には綿の様な物が入っています。
この綿状の物はガラス繊維で出来ているらしく、触るとチクチクしており、呼吸をする際に吸い込んでしまうと体に良くないらしいです。
わたしは念の為作業をする際には、ビニール手袋と防塵マスクをして作業を行いました。
ロックウールの固定

ロックウールを壁や天井部分に固定していきます。
防音室の柱(杉荒材の根太の様なもの)と柱の間に、ロックウールを敷き詰めていきますが、固定する為にはタッカーを使用します。
ロックウールの綿が入っているところの幅は425mmあり、その両サイドには50mm程度のビニールの「ミミ」がついています。
このミミ部分を杉荒材にタッカーを使って固定していくという訳です。
タッカーで固定していく作業は比較的簡単で、見る見るうちに作業が進んでいきます。
ロックウールの綿が潰れてしまわないように気をつけていれば、誰でもかんたんに作業が出来そうです。
ロックウールを敷き詰めました

防音室の壁や天井の内部に吸音の為のロックウールを敷き詰めました。
ロックウールを敷き詰めると言う作業は初めてでしたので、少々不安もありましたが、
特に大きな問題もなく無事に作業を進める事ができました。
防音室内部の高さは約2mほどありますので、ロックウールの長さが足りません。
よってはさみで切って短くしたロックウールを付け足したりしている部分もあります。
はさみでの切り口や、継ぎ目部分はガムテープで繋いでいます。ガムテープで固定したときに、
ロックウールの中の綿が潰れてしまわないように注意しましょう。
ロックウールに蓋をする

ロックウールをすべて詰め終わったら、このままでは当然かゆくなったりしますので、
石膏ボードで蓋をします。この蓋が防音室の内壁となるわけです。
防音室の外壁に使用した石膏ボードは9.5mm厚の物を使用しましたが、
遮音性能をもっと上げたいと思っておりましたので、今回の内壁は12mm厚の物を使用しました。
厚みが厚くなった分、重量も増えてしまいます。しかし遮音性能と言うのは物質の質量で左右されるようですので、
いわゆる重量の重い方が高い遮音性能を期待できると言うわけです。
天井に石膏ボードを貼り付ける作業は、できれば二人ぐらいで作業をした方がはかどると思います。
1人が石膏ボードを支えて、もう1人がコーススレッドやボード釘を打ち付けていくと言う具合にです。
防音室の照明

防音室の照明器具の取付けを行います。
以前住んでいた家から取り外して、そのまま保管していた照明器具がありましたので、今回それを取り付けようと思います。
6畳間ぐらいまで使用できる照明ですが、そのままではかなり明るいと思いますので、
電気代節約の為にも4本ある蛍光灯を2本ほど外して使用したいと思います。
ミニ防音室の照明器具としては少し立派すぎるでしょうか。
吊り下げ式ではないので、防音室の中で邪魔にならずにちょうど良かったと思います。
シーリングボディの取り付け

防音室の照明器具を取り付けるための、シーリングボディです。
どの家庭でもよく目にする物です。価格も一個100円前後とかなり安いです。
固定する際には、シーリングボディに付属しているネジ2本を使って固定します。
普通の+ドライバーでくるくる回していくだけですので、誰にでもかんたんに出来ると思います。
照明器具を取り付けたときに真ん中にくるように、あらかじめ天井に印をつけておいてから設置しましょう。
照明が点きました

防音室内部にやっと照明器具を取り付けることが出来ました。
今まで使用していた蛍光灯むき出しの、簡易的な照明器具とは違い、かなり明るくなりました。
防音室の隅々まで光が届いていて、かなり明るいです。・・・と言うか、明るすぎます。
蛍光灯の本数が4本もありますので明るくて当然なのですが、狭い防音室には過剰性能?ですので、蛍光灯の本数を2本に減らしてみました。
あと電気照明本体から垂れ下がっているオンオフ用の紐が少し邪魔なので、紐自体を短くして取り付けました。
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