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防振ステージの設置準備

いよいよ防音室の完成に近づいてきました。
先に作っていた防振ステージを防音室へ設置する為の準備をします。
エアーフローティングシステム(いわゆるタイヤふにゃふにゃシステム?)で設置する為に、
まずは18インチの自転車のタイヤチューブを4つ並べます。
タイヤチューブの空気圧は適当に入れていますが、しっかりと振動を吸収する為に、わりと少なめに入れています。
タイヤチューブは4つにしようか6つにしようか迷いましたが、配置的に4つの方が防振ステージの安定性が増すかなと思い、
今回は4つにしています。
防振ステージを載せる

自転車のタイヤチューブを並べたら、その上に防振ステージを載せます。
実際にタイヤチューブの上に防振ステージを載せると、若干水平が出ていません。
これはタイヤチューブの空気圧の違いが関係しているようです。
ゲージで計って空気圧の調整を行ったわけではありませんので、若干の違いは仕方がありません。
あとは防振ステージを載せたままの状態で調整する事にしました。
4つとも若干多めに入れておいて、タイヤチューブのバルブを緩めて空気を抜きながら防振ステージの水平を調整していくわけです。
パネルカーペットを敷き詰める

エアーフローティングシステムの防振ステージを水平に設置し終えました。
次はその防振ステージの上面にパネルカーペットを敷き詰めていきます。
パネルカーペットを敷く手順は、防音室の床面と同様の手順で行います。
簡単に説明すると、1枚1枚のつなぎ目がきれいに揃うように(つなぎ目が分らないように)敷いていくだけです。
ひとつ注意する事は、パネルカーペットには方向(向き)が決められていると言うことだけです。
今回敷いたパネルカーペットの色は、統一感を持たせる為に防音室の床に敷いた物と同じ柄の物を選びました。
テレビを設置しました

防音室の中に最近使っていないブラウン管の21型テレビを設置しました。
今回作っていた便利棚は奥行きに十分なスペースがあるため、ぶ厚いブラウン管テレビも十分に設置可能です。
防音室にテレビを置いたのは、ドラム練習時にゆくゆくはDVDを見ながら練習をしたり、
わたしが好きなF1中継を大音量で夜中に見る為でもあります。
これでやっとヘッドホンをつけてこそこそと夜中にF1を見る必要がなくなりそうです。
電子ドラムを防音室へ搬入

ようやく防音室へ電子ドラムを運び入れる事ができました。
我が家の電子ドラムのセット内容は、一番オーソドックスな、バス、ハイハット、クラッシュ、ライド、スネア、タム×3という内容です。
大きさも一般的なサイズですので、奥行きや左右、高さも十分余裕を持って設置する事ができました。
元々防音室の設計を始めた段階で、スペースに余裕を持ったサイズにしようと考えていたので当たり前の事ですが・・・。
電子ドラムとブラウン管テレビの他に、ディスカウントショップで購入した安物のラジカセもついでに設置しました。
念願の自作防音室完成

ようやく今回の防音室製作の作業をすべて完了する事ができました。
作業をはじめてからおよそ2ヶ月あまり、設計から製作作業、資材調達など色々な面で勉強になる事がありました。
はじめは不安もありましたが、こうして無事に作業が終える事ができてひと安心しています。
作業的にはあまり難しい事もなく、その割には肝心の防音効果も十分満足できるレベルなので、
防音室が欲しいと言うみなさんには、ぜひチャレンジして欲しいと思います。
何よりも既製品の防音室を購入するよりも、費用をかなり安く済ませることが出来ます。
素人のわたしでも完成させることが出来たので、DIYが得意な方でしたらもっとすごい物がかんたんに出来てしまうのではないでしょうか。
我が家のちびっ子たちもきっと今回作った防音室をドラム練習や楽器演奏等で?活用してくれる事と思います・・・。
みなさんもぜひ自作防音室を作って、大好きな楽器を演奏してみて下さい。
<<吸音材 製作費>>

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